研修医は病院にはよりますが、試験やバイトにも追われず、時間に比較的余裕があると思います。この期間はぜひ今後のために役立てたいですよね。
大前提として研修をしっかりこなし、研修修了書を取得することです。研修を修了していないと話がはじまりません。そのうえで、研修医のうちにできる医師としてのキャリアにプラスになることをご紹介します。
必要な資格は取得しておく
世の中には役立つ資格がたくさんあります。医師免許はその中でも最高峰の資格ですが、それに加えることによってより強力なものにできます。
大きく分けて
- 医師以外でも取得できる資格
- 医師しか取得できない資格
に分けることができます
医師以外でも取得可能な資格
- 宅建士:不動産業をするにあたりマストではないがあると「話がはやい」
- ファイナンシャルプランナー(FP):人生で生きていくために必要な知識が学べる(税金、保険、資産運用など)
- 簿記:事業をする上でのお金管理を学べる(医師につきものの確定申告や株の資料を読みやすくなる)
- TOEIC・TOEFL・IELTS・OET:資格ではないが英語のレベルを証明できる指標、海外就職にも役立つ
- 化粧品検定:美容医療に興味がある方にはおすすめです!3級は無料でオンラインで取得できます
研修医でも取得可能な医師+αの資格
- 産業医:最短でも5〜7日まとまった日数が必要。研修医が取れる「使える資格」の代表格。
- 緩和ケア研修会:がん拠点病院など病院によっては勤務条件の病院がある。
- BLS・ICLS:一般的な救急対応・蘇生スキルを学べる。
そのほかにもマニアックな資格もあります。ひとつでも取っておくと資格欄に書けることができて嬉しいですよね♪
研修医でも取得できる+αの資格の詳細はこちらの記事

資格ではないですが、周囲をみていて研修医期間を有効活用できているなと感じた例です
- 麻酔科標榜医取得を最短で取得するために可能な限り研修医のうちに麻酔科をローテする
- JOslerのために症例集め
- 学会発表をしておき今後のために型を作っておく
バイト紹介サイトに登録し求められるスキルを把握しておく
これはキャリアとどう繋がるの?と疑問に感じるかもしれませんが、研修医のうちから登録しておくことで下記のメリットがあります。
- 求められるスキル(胃管留置、尿道バルーン留置、死亡診断書の作成等)を把握しておき、いいバイトの案件を獲得できるように必要ななスキルを把握しておく
- 相場やどこの求人が多くでているかを把握
私も実際研修医のうちから大手バイト紹介会社に登録していました!(研修医期間中は診療バイトは一切していません。禁止されているので、誘われてもしないように。)
おすすめの大手バイト紹介会社はこちら
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進路について考える
研修医の一番の仕事は今後の進路を決めることです!
現在では医局に入局する以外にも、医局フリーで市中病院で後期研修する、美容クリニックに美容皮膚科外科医として、会社に産業医としてに入職するなど様々な選択肢があります。
王道は、大学病院医局に入局するか市中病院の後期研修をすることだと思います。とにかく色々な人に聞き回って見えてきたメリット・デメリットについてまとめています





