はじめに
ChatGPTの登場から数年が経ち、生成AIはあらゆる業界の働き方を塗り替え始めています。
なかでも変化が著しいのが「医療」の領域です。診療記録の作成、画像診断の補助、患者向けの情報提供まで、ありとあらゆる工程に生成AIが組み込まれつつあります。
私が働いている病院でも退院サマリーをAIが作成してくれるようになり、要点が多少ズレてはいるものの、アウトラインが数秒で作成でき、それを修正するだけでいいので、仕事の効率化に大変役立っています。
医療現場はとにかく忙しい。そしてミスが許されない。
そんな現場にこそAIは取り入れるべきです。
全国の病院に生成AIが普及しつつはあるものの、まだまだ普及率は低く、特に田舎の病院ではまだ紙カルテなんてところも、、
そんなときに活用できるのが、
個人のスマホで使える医療特化型AIのMedGen AIです✨️
MedGen AIとは
MedGen AIを一言で表すと「PubMed・日本のガイドラインを日本語で検索できるAI」です。
これら医療領域に特化した生成AIはOpen Evidenceが主流でしたが、Med Gen AIが出現してからは、これ一本に絞りました。
その主たる理由としては、
Open Evidence→ソースが英語のみ
MedGen AI→ソースが日本語にも対応
単純!笑
けどこの差は大きい!!
そう、日本の医療情報への特化こそが最大の差別化ポイントなのです。
アメリカで標準的な治療が日本では保険適用外である場合もありますし、その逆も然り。国が違うと、治療も異なります。
MedGen AIでは、米国向けのOpenEvidenceと異なり、日本の保険診療・国内ガイドラインに対応しており、日本の最新ガイドラインを参照した回答が得られます。
Med Gen AI― 「医療版ChatGPT」では片付けられない
MedGen AIは「エビデンスのある医療データベースのAI」です。ただし、これを単純に「医療版ChatGPT」では片付けられません。
MedGen AIがほかのAIと差別化できるのは、圧倒的エビデンスのある膨大な量の医療データに基づいていること。
ChatGPTやgeminiなどは民間サイトからも情報収集してくることが多く、医療的なエビデンスにかけることが多々あると感じます。こうなるのを避けるために、情報源を指定するプロンプトを打ち込めばいい話ですが、プロンプト入力はなかなか1回では思い通りにならないことも多く、なんせ時間がかかります。
自力でエビデンスを探すとなるともっときついです。
PubMedに登録される論文は年間100万件を超え、人間が追従するのは事実上不可能になっています。診療ガイドラインも頻繁に改訂されます。LLMはこの膨大な情報を要約・検索する強力なインターフェースになり得ます。
回答の信頼性・透明性も高く評価されています。国内の情報のみではなく、海外ソースと国内ソースを選んで参照でき、出典だけでなく「なぜその文献を選んだか」の理由まで表示されます。ハルシネーション(事実ではない回答)の抑制にも取り組んでいます。
レスポンスの速さも特長の一つで、数秒以内に概要が出力され、後から詳細が追加される形式のため、忙しい診療の合間でも使いやすいとされています。
実際の活用方法
1. 診断のサポート
診断が難しい症例に直面したとき、情報を入力すると、鑑別診断を広げてくれます。
2. 治療計画の立案
最新のエビデンスに基づいた治療法を最新のガイドラインや研究結果を踏まえた提示してくれます。
3. 医学教育と自己学習
医学生や研修医は、臨床実習中の情報収集や自己学習のためにChatGPTやgeminiなどのAIを活用していることが多いと思います。質問に対する回答だけでなく、関連するフォローアップ質問も提案してくれるため、学習を深めるのに役立ちます。
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